
大阪府熊取町の小中学校で、600人以上の子どもたちや先生が下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴えていた問題で、保健所は給食で提供された「パン」が原因の食中毒と断定しました。 【動画】パンが原因…『ノロ中毒』どこで? そこで今回の#みんなのギモンでは、「パンが原因…『ノロ中毒』どこで?」をテーマに解説します。
■大阪・熊取町の小中学校で食中毒 600人以上が症状訴え
複数の患者とパンを製造した業者の従業員から「ノロウイルス」が検出されたということで、保健所は業者を5日間の営業停止処分にしています。給食で提供された「パン」が原因ということなんですが…。 桐谷美玲キャスター 「生もののイメージがあったので、パンでノロウイルスというのが驚きました」 森圭介アナウンサー 「600人という人数にもびっくりです」 人数や原因で驚きますよね。まず、今回の食中毒の経緯を振り返ります。 きっかけは、先週19日午前8時ごろ、熊取町内の中学校からの「60人を超える生徒や教職員が腹痛や下痢などの症状を訴えている」といった報告でした。 この訴えをきっかけに、町内の小中学校に確認したところ、多数の子どもや教職員が同じような症状を訴えていることがわかりました。 小学5年生の息子が症状を発症したという保護者は「(息子が)夜中に『おなか痛い』と。嘔吐もしていた」ということで、つらかったと思いますが、この時点では原因がわかっていませんでした。 これまでに、症状を訴えたのは合計で633人に上っています。
■給食パン どこでノロウイルスが?
保健所が調査したところ、これらの患者が17日に「同じ業者が製造した給食パン」を食べていて、その翌日に腹痛や嘔吐など、食中毒の症状が出ていたことが判明しました。 さらに、複数の患者とパン業者の従業員から「ノロウイルス」が検出されたことから、「給食パン」が原因のノロウイルス食中毒ということが断定されたのです。 忽滑谷こころアナウンサー 「パンというと最後の工程で高温で焼くじゃないですか。だから大丈夫なのかなと思ってしまいますが、それでも検出されたということなんですね」 やはり、そこが気になりますよね? 今回の食中毒で、どこでノロウイルスがパンに付着したのかについては、現在も保健所による調査が続いています。 そこで、考えられるケースについて、静岡県立農林環境専門職大学の内藤博敬教授に聞きました。 今回の給食がどのような形で仕出しされたかはわからないが、パンを焼いたあと、最終的なチェックの段階で不衛生な状態のまま触ってしまった可能性が考えられるということです。 また、詰める段階では手袋などをしているはずなので、パンの数を数えるときなど、チェックの段階で付着したのかもしれないということです。
■ノロウイルス食中毒の原因食品
ノロウイルスの食中毒と聞くと、カキなどの生もののイメージがありますが…。日本食品衛生協会によりますと、ノロウイルスによる食中毒の原因の割合は、「加熱が不十分な二枚貝を食べたケース」は「およそ2割」にとどまるということです。 では、残りの「8割程度」はというと、「調理する人の手指などから、ウイルスが食品についた」ことが原因だというんです。 森アナウンサー 「食品そのものというより、工程の中での人為的なミスという部分が多いということなんですね」 実は、過去にも学校で提供された「給食パン」が原因となったノロウイルスの食中毒がありました。
例えば2014年には、静岡県浜松市で小学校の児童など1200人以上が発症する大規模な食中毒があったんです。国立健康危機管理研究機構のまとめによりますと、この集団食中毒は、同じ業者が作った「食パン」が原因でした。 この業者では、食パンをスライスしたあと1枚1枚、「異物の混入がないか」確認する検品作業を従業員が行っていました。この確認のための検品作業によって、焼いたあとの食パンに触れる機会が増え、大量のパンがウイルスで汚染されてしまったと考えられるとされているんです。 桐谷キャスター 「作業していた人たちの手にウイルスがついていて、それが食パンに移ってしまったということ?」 そうですね。この報告では、手を洗うための蛇口の水量が少ない、冬場でも冷たい水しか出ないなど、「手洗いが不十分だった可能性」があるということです。また、「家庭からのウイルス持ち込みの可能性」が指摘されています。
■家庭でのノロウイルス どう防ぐ?
忽滑谷アナウンサー 「家庭での料理をする際、なかなか手袋をきちんとしたり、都度の手洗いというのをあまり意識していないんですが、家庭での料理でも気をつけた方がいいんでしょうか」 その点について、食中毒に詳しい食品微生物センターの山口憲太代表に聞きました。今回は製造の過程でウイルスが付着してしまったケースですが、一般家庭でパンによるノロウイルスの感染は「あまり心配する必要はない」とのことです。 ただ、家族の分を料理する人が「おなかが痛い」とか「気持ち悪い」など、調子が悪いときにはウイルスをうつす可能性があるので、料理をするのは控えた方がいいとのことです。 とはいえ、家族の分のご飯を作らなければいけない、子どものご飯を作らなければならないという人もいらっしゃると思うんですが、どうしても料理をしなければならない場合には、料理の前に「手洗いを2回」するのがおすすめということでした。洗い方としては、爪の中までよく洗うということです。 そして、もしあるなら「使い捨ての手袋」をして料理するとより安心だということでした。 (2026年3月26日午後4時半ごろ放送 news every.「#みんなのギモン」より)
【みんなのギモン】 身の回りの「怒り」や「ギモン」「不正」や「不祥事」。寄せられた情報などをもとに、日本テレビ報道局が「みんなのギモン」に応えるべく調査・取材してお伝えします。(日テレ調査報道プロジェクト)
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